2007年7月5日木曜日

政府は死ぬのを待っているようです。「水俣病 終わらない被害 ~未認定患者の苦悩~」

7月5日のクローズアップ現代は「水俣病 終わらない被害 ~未認定患者の苦悩~」というタイトルで水俣病未認定患者のことについての放送でした。
3年前に最高裁判決で認定基準についてまで踏み込んで救済するようにとの判決が出されましたね。そして、「救済策を検討してきた与党のプロジェクトチームは、今月3日、未認定患者に一時金を支払う方針をまとめた。」というのです。でも、認定はしないまま、一時金で救済というようなのです。
被害者、水俣病患者は高齢化が進んでいるので迅速にするべきが判決から3年経ってますね。認定基準の見直しをしないという判決無視状態を続ける政府。
これらを考えると「患者が死ぬのを待っている」としか思えないですね。
戦後処理でも、同じことがいえるのでは。そのうちに「うやむや」になってくれると。でも、今は昔と違って情報が駆けめぐりますね。歴史もいろいろな立場からの事実やウソなどを調べることができますね。
水俣の悲劇を忘れることなく、後世に伝えていく必要があります。政府の怠慢によって被害が拡大したと。薬害エイズも政府の怠慢で拡大したと。年金問題もね。
同じような感覚で近隣諸国との戦後処理をすると手痛い目にあうと思います。
水俣病への政府の取り組みを終わらせてはならないのです。

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