2007年7月7日土曜日

日本は世界の潮流から置いてきぼりに?

2007年7月9日付け日経ビジネスの特集が「介護も、食卓も、自動車も! 置いてきぼりニッポン 出遅れFTA戦略のツケ」というものです。
最初の「介護」ですが、医療共々高齢化が進む中、介護師、看護師とも必要人数が増加しますね。で、介護保険や医療保険でこれらの方たちの待遇の位置づけがどうなのか。そのままで、10年後、20年後、30年後どうなるのでしょうか。
看護師は退職後復帰というのがあるということですが、介護の方は戻ってこないというのです。それは、勤務の厳しさの割に給料が安いということです。この問題は今までにもニュースで取り上げられています。
今後、少子化の影響で介護に携わる者の数の増加は見込めないでしょうね。離職率を下げることか、国外からきてもらうか、高齢者が国外にでるか、の選択になるとおもうのです。その中でも、国外からが一番の選択肢になるおそれがね。
でも、早く、道筋をつけないと日本に来てもらえなくなる恐れが大きいですね。看護師ではその危険が大きいようです。看護師不足で病棟閉鎖で入院できない事態がね。他国の方が進んでるということです。「日本出遅れ」だそうです。
ところが、国内の事情でフィリピンとの看護師に関する協定のハードルがフィリピン側にとって高すぎるようです。サウジアラビアや欧米に流れるというのです。
FTAの交渉時に「国内事情」を優先しすぎる日本は、長期的視野で締結を進める韓国、ASEAN諸国、中国などに追い越されてしまう恐れが大きいですね。誰しも活動しやすいところで企業活動をしますからね。自動車産業も日本脱出を図っているようですね。
政治も、経済も「内向き」では沈没ですね。教育もね。

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