2007年9月10日月曜日

大学卒業の厳格化について、大学だけでいいの?

9月10日のニュースで『大学の卒業、厳格に 「全入時代」迎え質を確保 中教審』(これは朝日新聞)というような見出しで各報道機関が報じていました。
ところで、日本で「学力」などの認定、まともにしているところは如何ほどあるのでしょうか。別に大学に限った話ではないですね。でも、大学で最初に「厳格化」してくれることが高校や中学校、小学校での「厳格化」への道ではと思います。
また、「形だけの絶対評価」ではなく、「質の伴った絶対評価」への移行が即されるのではと考えます。
大学は入り口でも厳格化をしようと思えばできないことはないですね。大学入試センター試験を「全員受験」推薦やAOを含めてね。使い方は京都大学理学部みたいな基準点方式ですね。全教科全科目必修にして、取りあえず60%以上とかね。
そして、このニュースであった「卒業の厳格化」ですね。例えば、日本技術者教育認定機構の行っている認定制度みたいなのを全学部全学科に広めていけばと思います。
また、社会も「なにを学び、なにができるようになったのか」を正しく評価できるようになる必要もありますね。人物本位といいながら「レッテル」で採用を決めているような企業がまだ、結構あるみたいです。
そうそう、大学入試センター試験は「高校卒業程度」の資格試験としても使えるのでは。但し、難易度等は絶対に下げてはいけませんよ。最低限でも現状を維持してください。今は「外部評価」を導入するほか、厳格化の道はないかもしれませんね。
フィンランドの教育は参考にできると思います。

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