2007年9月17日月曜日

国土交通省所轄国道下駐車場、常時ガラガラ でも建設に巨費 よって遠い採算

9月17日に朝日新聞のサイトで見つけた記事よりです。見出しは「国道下駐車場、ガラガラ 建設に巨費 遠い採算」です。
全国14カ所ある国土交通省が建設した地下駐車場の大半で利用が低迷しているというのです。低迷していないのがあるみたいですが、国土交通省の説明では「造った分を後で回収するのではないので採算という考え方は当たらない。」とか言っています。また、管理運営は財団法人「駐車場整備推進機構」(東京都)ということです。国は「運営管理に対する国の支出はなく、駐車場の売り上げで管理を任せており、会計法上の随意契約でない」とか言っています。
『機構は「採算が厳しい駐車場もあるが、全体では採算は確保されている」』というのです。
この記事では建設の経緯がよく判らないのですが、駐車場としての採算性を建設時の杜撰な利用予測に基づいて作られたのでしょうね。そして、利用が低迷しているから言い訳しているのかな。
今はそれほどではないと思うのですが、老朽化してきたら「保守」に費用がかかるし、上が道路なのでどうするのかな。その分も駐車場代で稼いでもらいたいですね。
当時の金の使い道の問題でしょう。財源を手放したくないというそれだけでは。
今国会に民主党が「年金資金流用禁止法案」を出しましたね。年金資金の流用額は「横領金額」の合計の100倍以上、1000倍以上かも。
このような流用や財源確保のための事業を厳しく監視してなくさせることのできる首相がほしいですね。また、そのような首相を支持できる議員を次の選挙でも選びましょう。
地方の活性化は「地方分権」と「規制緩和の伴う構造改革」が必要です。農業分野で特に「規制緩和」が必要かも。
ですから、これは国土交通省だけの問題ではなく、官僚全部の問題かもね。

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