2007年10月9日火曜日

勉強軽視の風潮、「ベネッセの国際比較調査」より

10月8日の日本経済新聞教育面「学び再考」で「ベネッセ教育開発センター」が行った東京、ソウル、北京、ヘルシンキ、ロンドン、ワシントンの小学校5年生を対象にした国際比較調査の結果についてでした。
データは「ベネッセ教育開発センター」のサイトで見ることができます。
浮かび上がってきたのが、他のすべての都市と比べて「富や地位を手に入れる上で勉強が役立たない。」が高率であることや「心にゆとりがある幸せな生活をするために勉強が役立つと答えた子供も、東京だけが例外的に少ない。」というようなことが目立つというのです。
どちらも、「勉強軽視」の発想ですね。目先のテストに対しては勉強をするけれども、「勉強はしたくない」という感情が表れています。
どうして、ここまで「勉強軽視」の風潮が広まってしまったのでしょうか。相対評価だから、これもあるでしょうね。高校入試や大学入試のこと、こちらも関係あるでしょうね。現実は、いくつもの要因が積み重なっていると思います。
児童生徒の多くは目先の目標(下方を向きやすい)に必要最低限度の勉強しかしないですね。
なにか楽してできそうな情報があると、十分に考えずに鵜呑みしてしまう傾向が強いです。たとえ、その情報が間違っていてもです。

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