2007年8月4日土曜日

私立高校の大学受験料の負担、全国でかな

8月4日の日本経済新聞のサイトで「埼玉の私立高、大学受験料の一部負担」という見出しの記事を見つけました。
大阪で端を発した問題ですね。やはりという感じです。
高校の評価を大学合格数とか甲子園出場とかなにか単一の基準(?)で判断する人が非常に多いということでしょうね。教育理念とかでは理解し評価してもらえないのかな。
利用している入試制度がセンター利用入試ですね。例えば、この制度に駒場とか開成とか灘の生徒が出願すれば凄い合格数になるでしょうね。
ようするに「センター試験の得点」だけで書類選考をして、合否を決めるのです。出願するだけで受験生本人は試験会場に行く必要がないので、高校も生徒に頼みやすいのですね。
「経済的に・・・・」という理由を挙げている高校もありますが、尋常の出願数ではないですね。絨毯爆撃的ですね。「数稼ぎ」と思える受験数です。
結局は、教育における評価、学校の評価が外面的な単一基準でしか考えられない人が多いことが原因でしょう。
日本には「順位」をつけることでしか生徒の学力を判断できない教師が多い国ですから、仕方がないのかもしれませんね。

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