2007年8月12日日曜日

終戦記念日、全閣僚が参拝見送り

8月10日に日本経済新聞のサイトに出ていた記事の見出しです。
8月15日の敗戦記念日が近づくとこの話が毎年出てきますね。今年は参議院議員選挙で自由民主党が大敗したためもあるでしょうね。それと、安部首相の閣僚選択も影響しているかな。
安部首相自身は春と秋の例大祭の時に参拝する気満々のようですね。公明党からの閣僚である『塩崎恭久官房長官は10日の記者会見で「自分の信条に基づいて行く予定はない」と明言。』ですね。
日本はある意味不思議な国ですね。「八百万の神々」をずーと引きずってきたからね。
帝国陸軍はよく「軍神」を担ぎ上げてきていました。それと相通じるところがあるとも思います。「軍神」をつくるのは熱心でしたが、兵器の近代化や軍人の意識の近代化には非常に消極的というか意識がなかったという方が正しいかな。日露戦争の美化された一面だけを頼りにしていたようですね。
このあたりのことも含めて、先の戦争の総括をすることですね。「臭いものに蓋」ではなく、全てをほじくり返した総括をね。ドイツを見習ってね。
このことをしっかりすれば、参拝しても政治問題化しないかな。でも、「徹底した総括」なんて自由民主党にはできっこないでしょう。

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