2007年8月22日水曜日

大学の国際化。「学術交流強化へ 日印学長会議」

8月22日の朝のNHKニュースで「学術交流強化へ 日印学長会議」というのがありました。日本からの参加大学は東京大学、京都大学など国公立大学と私立大学のあわせて12校の学長などが参加したというのです。インド側はIITなどの有力大学みたいです。
IIT(インド工科大学)はインドで最難関といわれていて倍率は60倍ぐらいだそうです。そこでは、アメリカが毎週、アメリカ留学についての説明会を開いているとか。まあ、アメリカの有力大学は世界中から学生や大学院生、研究者をあつめています。そうすると、アメリカ国内からの学生にもよい刺激になり、また、優秀な人材を輩出しているとして評価も高まるわけですね。
インドから日本への留学生は500人ぐらい、日本からは50人くらいだそうです。他の国からも含めた日本への留学生の質ですが、ピンキリ、そして差が激しい。でも、各国からの優秀なのはアメリカに向かっている。ヨーロッパに向かっている。例えば、もし、アメリカにいるインド人技術者が一斉にインドに帰国したら、アメリカは困るでしょうね。そのぐらい沢山働いているようです。
どうして、こうなったのでしょうか。大学の内部の問題もあるでしょうが、卒業後の就職などで「排外主義」も問題では。
日経ビジネスの2007.8.20日号の「製造業の縮図 ゼネコン  現場力を取り戻せ」でも、いろいろな場面での技術系の質の低下が特集として取り上げられていました。俗にいう文系学部出身者はこの状況をよく理解できていないみたいですね。
このような状況を改善するには、「大学の国際化」、有力大学は留学生を学部段階から受け入れられるようにしたらと思います。まあ、国内からの進学者数が減ってもいいではないですか。本来の学力のつく勉強をしていないのが悪いのですから。
どうも、アメリカの大学は留学生で質を維持向上させているのでは。そして、奨学金などの資金の出どこは寄付金による入学者だったりするかも。限ブッシュ大統領にもその噂はつきまとってますね。ケネディーもね。

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