2007年8月10日金曜日

食糧自給率、13年ぶりに40%割る コメなど不作で

8月10日に朝日新聞のサイトで見つけた記事の見出しです。
『農林水産省が10日発表した06年度の食料自給率(カロリーベース)は、前年度より1ポイント低い39%で、13年ぶりの40%割れとなった。コメの消費量の減少に加え、天候不順で主要作物が不作になったことが影響した。同省は自給率を15年度に45%まで引き上げる目標を掲げるが、「今の実力では達成はなかなか望めない」(総合食料局)と、危機感を募らせている。』と記事にありました。
でも、45%より高い年はないようですね。大体は40%を少し上回る程度ですよ。これはカロリーベースなので食料輸入が止まれば、40%のカロリーしか摂取できないということになるのですね。まあ、食料輸入が止まるということが起こる場合、エネルギー輸入も止まるか大幅減少がおこることも考えられますね。日本の農業は「石油漬け」ですから、生産減るでしょうね。休耕田など耕作を放棄した農地はすぐには使えないですね。
イモの増産をしようにも「種イモ」が足らないとか。
イギリスで口蹄疫という病気でまたヨーロッパ大陸の方も騒然としましたね。伝染性もあるのですが、あのBSEから立ち直って牛肉を大陸に輸出していたのかも。イギリスは100%以上です。イタリアでも80%はあったはずです。
金額ベースの自給率は意味がないのでは。日本の国内価格は「高止まり」しているのでね。
もっと、農業の規模拡大と高品質化を同時におこなって競争力の強化をするしかないでしょう。これには、規制緩和を。
そうそう、温暖化対策ですが、対策をなにもしなくてもよいかもしれませんが、温暖化の方に進んでしまった場合、後戻りできないのが環境問題です。だから、二酸化炭素などの温暖化ガスの排出削減などの対策が必要になるのです。

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