2007年8月6日月曜日

被爆から62年、広島「原爆の日」で平和宣言、核軍縮後退に危機感

8月6日は原爆が投下されてから62年になります。この一年間に広島で被爆した5221人が亡くなりました。これで、死没者は25万3008人になったというのです。でも、何人亡くなったかについては判らないでしょうね。この人数より何人多いのでしょうかね。
広島市長が平和宣言で「平和憲法をあるがままに順守し、米国の時代遅れで誤った政策にははっきり『ノー』と言うべきです。」といってますね。当然でしょう。ブッシュ大統領の政策で何カ国かが「核開発」に邁進していますね。いうことを聞かないのなら「国を潰す」といわれれば、屈服するか、反発するかですね。
安部首相はどういう思いで聞いたのでしょうか。広島、長崎に原爆が投下されたわけですが、「なぜ、戦争を始めたのか。」「なぜ、国民あっての軍隊という意識のかけらもなくしてしまったのか。」そのあたりのことを、8月15日に敗戦記念日に話してほしいですね。
沖縄の自決強要と原爆被爆とは繋がっていると思います。国民を守るはずの軍隊が「軍隊のための軍隊、国とか国民のことを考えずに戦争をすることだけが目的と化した軍隊」であったから平気で戦争ができたのでしょう。
そして、昭和天皇の越権行為(大日本帝国憲法上ではできないこと)の玉音放送で漸くポツダム宣言を受諾した日本。天皇に死を覚悟させた軍部。
司馬遼太郎氏の所属していた戦車隊は首都決戦の時、栃木あたりから東京に出て行く必要があったそうです。その場合、東京からは避難民が押し寄せてくるはずであるから、どうすればよいかと上官に質問した兵士がいたそうです。上官は「ひき殺せ」と答えたというのです。
アメリカの原爆使用には、戦争を終わらせるというより・・・の意図があったのでは。

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